「左を見ろ」
と書いてあったことがありました。
左を見ると
「右を見ろ」
と書いてあります。
そこで右を見ると
「上を見ろ」
と書いてあります。
最後に上を見ると
「騙されたな、バーカ!」
そんな落書きがありました。
警備業法という六十条から成る法律があるんですが、そこの第十四条に警備員になってはいけない人の条件が書いてあることになっています。
ところが実際には書いてなくて、あっちを見ろ、こっちを見ろとなっていて最終的に国家公安委員会規則なる物に「精神機能の障害により警備業務を適正に行うに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者」というようなことが書いてあります。
それができないからこそ警備員をやっている人達が多いんです。
特に意思の疎通ができない、何を言っているのか言いたいのか、まるで訳の分からない人達が多いんです。
何故か毎年秋になると警備員を辞めて行く人達が大勢いて、それを思い出します。
辞めて行く人達は良いのですけれど意思の疎通ができないのに延々と警備員を続けている人達がいるのが面白いです。
人類は皆兄弟、職業に貴賎の差別なし。
私も何を言いたいのか訳が分からなくなりました。
便所の落書きにそう書いてあるだけだから別に構わないんですけどね。
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