2008年6月23日月曜日

6足目の警備員の靴


5足目の警備員の靴は3ヶ月ぐらい前に表面の革が剥がれたので自分で材料を買って来て修理して使っていました。
せめて半年はもたせたかったんです。

今日のは神保町の靴屋の店長さんオススメの一品です。
3,980円。
本革なので通常は8,000円程度の品だそうです。

これも何足目かのと同じイタリアのバレンチノさんの靴ですね。
バレンチノ家は一体何人のデザイナーがいるんでしょうか?

一昨日、古くて新しい課長が深夜巡察に訪れたんですよ。
巡察というのは正しくそうやるものなんです。
警備員がデレ~っとしてそうな時間を狙って突然現れるのが巡察であって定年を過ぎたお爺さんが残業代を気にしながら昼間の定時間内に来るのは巡察とは別の何かです。
(もう何年も前からそうでした)

私が靴を履いていることを話題にしていました。

警備員は仮眠で寝ている時以外、どんな時でも靴を履いているものなんです。
どんな時にもすぐに動き出せるようにです。

その時間に巡察をすると靴を履いてない場所が多いんだそうです。

そうだろうなぁ…と思いました。
私の現場に前からいる定年を過ぎたお爺さんだって(今家族に不幸があって休んでいます)まるで自分の家にいるように、くつろいだ恰好で勤務(と呼べるならば)していますし、他もそうでしょう。
他の業界の平均月収が30万円なのに警備員のそれは22万円、定年を過ぎたので更に安くなったお爺さんにシャンとするように私は言えません。
でも課長はこの機会にその状態を普通に戻したいと言っていました。

我社の普通はあの課長の普通や私の普通とまるで違うので課長をやっているのに嫌気がさして何度も何度も課長をやめている古くて新しい課長の話でした。

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