2008年9月3日水曜日

ミランダ

1986年にボイジャー2号が偶然撮影した天王星の衛星「ミランダ」です。
たまたま今読んでいる一般向けの宇宙の本に「地獄のような姿」と書いてあるので、どんな姿なのかが気になって写真を探しました。



ブラックジャックのようにツギハギだらけだそうです。

ミランダ - MSN エンカルタ 百科事典 ダイジェスト

「地獄のような」という表現は私もよく使います。
でも地獄を見たことはありません。
人は自分の中に自分だけの地獄があるから「地獄のような」という表現を使うのだけれど他の人にとって、それは地獄ではないかもしれません。

ブラックジャック…間黒男が何故、色違いでツギハギだらけの顔なのかというと、不発弾の爆破事故でバラバラになった小学生の彼にお尻の皮膚をくれたのが肌の色の黒い同級生だけだったからです。
麻酔なしで自分の開腹手術すらやってしまう天才外科医のブラックジャックがツギハギだらけの顔で通しているのは、その同級生の心を一生忘れたくないからです。
「地獄のような姿」ではないんですよね。

衛星ミランダのおかげで今では漫画の中だけにしかないような、いい話を思い出させて貰えました。

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