2008年8月4日月曜日

私のブログ内を「赤塚不二夫」で検索したらこんな拙文が出て来ました。

LECTORのブログ: ザアマス夫人

先週、浦沢直樹さんの「PLUTO」の六巻を買ったのですが巻末の評論に原作の手塚治虫さんの作品と比べてエロ可愛らしさと残酷さがないと書いてあって(けなしてるわけではありません)尤もだと思いました。
赤塚不二夫さんも手塚治虫さんのアシスタントだったのだけれど少なからず手塚さんの影響を受けていた筈です。
根が残酷なのではなくて世の中の変な部分を強調して「変だよ」と示してくれるのが当時の漫画でした。

手塚さん程、人種差別やその他の差別を嫌った人はいないんです。
それと真っ正直から向き合ったら差別的表現や残酷な表現が出るのは当然で、今の漫画が残酷を楽しんでいるのとは訳が違いました。

漫画家ではなくて小説家ですけれど筒井康隆さんが断筆宣言をした辺りから、または共同通信社の記者ハンドブックに使用禁止の言葉がたくさん載るようになった頃から漫画は変わったと思います。
今はもう漫画を読んでいませんから私は構わないんでけど。

一昨日、漫画家の赤塚不二夫さんは亡くなりました。
慎んでご冥福をお祈りいたします。

あ…イキガミの続きを買うのを忘れてた。

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