2008年6月11日水曜日

狂った時間

眠ろうとしたら突然、フランスのヴィルジニー・デデュー選手の顔が思い浮かびました。

「そういえば先週、世界水泳をやってたっけな。」

と眠りながら思う私。
とんでもない、それは一年以上も前のことです。

眠りに落ちる瞬間というのは生きて来た全ての時間が同じ点に集まって、前も後も、過去も未来もなくなってしまいます。

日本チームが健闘したバレーボールのワールドカップも福原愛ちゃんが泣いた卓球選手権も、かなり前の事です。
意識の力が弱くなって頭の中のカテゴリー『スポーツ』で同時にそれらが呼び出されて、それはずっと昔の事だと気付いた瞬間の怖さ…これは一言では表現できません。
書いている内容は簡単な事なのですが表現力不足なんだろうなぁ。

一年3ヶ月前と今が同時に存在するとなると、その間の自分の人生は何だったんだろう、無意味だったじゃないかという感覚。
特別な宗教でもやっている人でない限り誰の人生にも意味などないのですから本来はそう考えるのが変なんです。

駄目です、無理です、私の文章力では表現不能です。

最近この類いの時間感覚の異常を感じることが非常に多くて眠るのが怖いけれど、また眠ります。

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