2008年6月5日木曜日

一切の誤りを許さない社会

毎日新聞の記事

同じことをテレビで総理大臣が言ったのならばいざ知らず言ったのは二十代の中学の先生です。
最近よくニュースになる、教師が女子生徒に性的な…のような事件と混同していないでしょうか?
何が責めるべきことで何がそうではないかがもうゴチャゴチャで訳が分からなくなっています。

教師は完全無欠で一切の誤りも欠陥も許されないのならば誰一人教師になることは許されないことになります。
ならば教職は全てコンピュータにやって貰えば良いでしょう。
コンピュータに育てられた子ども達はコンピュータのように一切の誤りを許さない厳格な人格に育つことでしょう。

何故こんなにも厳しい世の中になったのでしょう。

とは思って貰えないんだろうなぁ…今はそれが当たり前だから。

テクノストレス
(野村 忍 早稲田大学人間科学部教授)
http://www.fuanclinic.com/byouki/vol_27c.htm

私が中学生の頃の先生は自由に発言していて、生徒はそれを適当に解釈していて、親に聞いたって解る訳がないのだからどうしても真実が知りたければ自分で調べていました。

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