2008年7月6日日曜日

懐かしい

写真をクリックすると次の写真が出る写真ニュースです。

サミットでデモ行進 ロイター記者ら4人逮捕 - MSN産経ニュース

警察官の数の方がデモ隊よりも多いんじゃないかと思えるぐらいの厳重警備で、この次の写真では警察官が逮捕者を連行というよりも引きずって行く写真になります。

主催者側はデモの意図が伝わったとコメントしていますけれど誰に何を伝えたかったのか私には理解できません。
これを鎮圧した警察官側もぱっと見た目では、ここまでやる必要があるのかな?と思えるほどに過激な警備です。

どっかで見たぞ、こういう風景。
そうです!70年安保闘争の時の全学連vs警官隊です。
早稲田大学での100日間闘争とか東大安田講堂の学生vs機動隊の東大安田講堂事件とか、私は子供でしたから何故戦っているのか、さっぱり解りませんでしたけれど、とにかく男達が燃えているのは解りました。
男だけでなく機動隊との戦いで亡くなった女性もいました。

そうなんですよ、こういったのに『何故』だの『意味』だのはないんです。
人間は動物ですから野獣のように戦う本能ももっているんです。

懐かしいなー、あの頃が。

人間が戦うのに意味も思想もへったくれもありません。
戦いたい、それが戦う唯一の理由でしょう。

全共闘 安田講堂攻防戦(1969)
http://jp.youtube.com/watch?v=bhboOwV7HGI

あそこで初めて学生が火炎瓶を使ったんですね。
対する警視庁はヘリコプターと地上から放水、これはもう内乱…内戦以外の何物でもありません。
その後に続く「あさま山荘事件」では殉職者も出るぐらいでしたから、あの頃は機動隊も命懸けでした。

大学進学率が高くなってからは大学生達がすっかり戦うのをやめてしまったようです。

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