震度６強の地震に思う

本日の午前０時２６分に岩手県を震源地として発生した地震の各地の震度です。
気象庁が地震発生から７分後に発表したものです。

地震は発生から家屋倒壊などの事故が起きるまでの時間が分刻みです。

緊急地震速報、遅れる　気象庁、余震活動弱い(共同通信社)│魚拓

Ｐ波から４.１秒後に予測した値が震度４だったので２０.８秒後に出した緊急地震速報が間に合わなかったそうです。
通常は予測できない振動だったのだから、それは今後システムを直して貰えれば良いとしてシステムの動きは秒単位です。

今の私の職業というのは自然災害による被害の拡散防止も業務内容に含まれていると思うのだけれど、勤務中に裸足でサンダル履きで居眠りしているお爺ちゃんなんかが殆どなんだから秒単位の動きなんか不可能です。
起きていたって素早く行動することができません。

でも思うんだけど、私のように何か起きたら常に秒単位で動くために１６時間の拘束時間中、じーっと神経を張り詰めてたら病気になります…というか、私は虚血性心筋症になりました。

今度の警備課長は少なくとも警備請負で契約している現場に警備員らしい警備員を配置する配置変えを目論んでいるようです。
でも、毎日１６時間も拘束してしまったら、鈍臭いけれど長持ちするか、敏捷に動けるけれど病気になるか、どちらか一方の従業員しか会社には残らない(後は辞めます)のだからそれは無理だと思います。

誰が悪いのでもなくて業界全体が低賃金による人材不足、長時間労働による体力の低下で理論と実態が乖離している状態です。

今日からまた１６時間拘束の連続夜勤です。